COLUMNインテリアと暮らしのコラム

ひとクラス上のリビングへ

2015/10/29

ひとクラス上のリビングへ

リビングは、住まいのメインステージ。間取りや広さも大事ですが、床や壁、収納、造作など、インテリアの仕上げも大切なポイントです。より美しく、より快適な暮らしのためのインテリアスタイル、さまざまな事例とともにご提案いたします。

壁へのデコレーションで 上質なリビングを演出。

 ひとクラス上の上質なリビングを演出する効果的な方法のひとつに、壁へのデコレーションがあります。
 同じ空間でも壁材や色を変えるだけで、ガラリと印象が変わり、特に表情豊かな石材やタイルなどを使用すると上質感がアップ。壁へのデコレーションは、全体ではなく部分的な演出でも意外に効果があります。
 また、リビングの壁にニッチや掘り込みの造作をすると、空間に立体的な変化や奥行き感を演出でき、さらに壁の色を変えることで空間にメリハリをつけることもできます。たとえば、壁面に設置したテレビ背面の壁クロスをモノトーンにすることでテレビ画面と壁面が馴染み、インテリアとの違和感をやわらげる効果も…。
 さらにシステムファニチャーを造作と一体化させると、インテリアの統一感を保ちながら収納スペースを確保することができ、DVD プ
レーヤーなどの機器もスッキリと収まります。
 リビングでは、壁紙を選ぶだけでなく、壁面全体をデザインする視点でインテリアをトータルに考えることが大切です。

生活シーンに合わせて変化する壁面収納。

生活シーンに合わせて変化する壁面収納。

 リビングは生活シーンによって空間の使い方が変わります。たとえば家族での団欒の時間にはテレビが必要でも、来客時はスッキリ美しいインテリアでおもてなしをしたいとか、子どもがリビングで勉強するときは、集中できるようにテレビを隠してしまいたいとか…。
そんなときに、便利なのが「変化する壁面収納」。扉をスライドすることで、見せたり隠したりできる収納です。
 特に最近は、テレビの大型化によってインテリアイメージを損なう場合もあり、不要な時は見えないようにしておきたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 そのような要望もはじめから収納を計画しておけば、カンタンに解決でき、インテリア全体のイメージを統一することもできます。ぜひ皆さまもリビングのインテリアを考えるときは、さまざまな生活シーンを想い描きながらプランを行ってみましょう。

寝具やカーテン、ラグなどファブリックの工夫

リビングは、家族にとって生活の中心的スペースであり、また、ゲストをもてなすパブリックなスペースでもあります。そして、住まいの中で一番広いスペースもリビングです。
 そういう意味で、リビングは家族もゲストもみんなが楽しめる広場のような場所でありたい。空間的にも広い分、趣味や遊びごころを表現できる場所でもあるのです。
 お気に入りのお酒やグラスを飾れる、バーコーナーのあるリビング。趣味でコレクションした逸品をディスプレイできるギャラリーコーナーのあるリビングなど、思い思いに個性的な空間づくりを楽しむことができれば、楽しいリビングが完成することでしょう。
 また、リビングの中で、照明器具や椅子、カーテンやクッションなど、ひとつだけでも、何かにこだわってみてもいいですね。
 そして何より、家族みんながリラックスできる世界にひとつだけのリビングを目指して、住まいづくりを存分に楽しんでいただくことが一番。そのお手伝いをする私たちセキスイインテリアに、ご家族の暮らしの夢や想いをぜひお聞かせください。

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