COLUMNインテリアと暮らしのコラム

両面オープン棚を賢く利用したルームディバイダーの新発想

2016/06/30

両面オープン棚を賢く利用したルームディバイダーの新発想

空間をゾーニングするための間仕切りインテリア、ルームディバイダー。
その魅力は、リフォームなどの手間をかけることなく、部屋のレイアウトやスペース変更ができることにあります。また、同じ手軽さでも、カーテンやパーテーションなどの簡易的なものより、収納の機能性を追求した家具タイプならその利用価値はさらに高くなります。そこに、フレキシブルに移動ができる可動式というプラスの要素が備われば、子どもが成長したとき、そして独立したときなど、家族のライフステージの変化によって、また、一時的にオープン・スペースが必要になったときになどにも柔軟に対応できるというメリットも。
可動間仕切り収納『FAMO』は、そんな高密度収納の機能性と可動式のフレキシブルさを兼ね備えた、今どきのルームディバイダーです。

その『FAMO』に両面オープン棚が加わり、それ一台ではもちろん、クローゼットタイプとの組み合わせで、様々なシーンに対応できる使い勝手の幅が広がりました。空間を間仕切るルームディバイダーとしての枠を超え、そこに見つけたのは、“見せる&隠す”の技を駆使した、収納性とインテリア性の追求です。

オープン棚のインテリア性に注目

収納家具でも、クローゼットとオープン棚とでは、収納するモノ、目的などによって選ぶ基準が変わってきます。例えば、服やバッグ、下着やタオルなどは、目隠しの扉のあるクローゼットに収納。雑多なものを目につくところに置きたくないという点では、扉付きのクローゼットを選びたいものですが、一方で、すべてを隠す扉の存在に、圧迫感を感じることもあるはず。そんなときに活用したいのが、扉のない開放的なオープン棚です。

オープン棚はCDやDVDなどを収める書棚などの実用性はもちろんのこと、オブジェ棚としてもおしゃれに活用でき、その使い勝手は優秀。“見せる&隠す”の技を駆使した演出として、カゴやストレージボックスなどを賢く利用すれば、収納性のあるインテリア家具として活用できます。

例えば、よく使う文具や細々とした生活雑貨、郵便物や資料、ファッション雑貨などは、ごちゃごちゃしていて目隠しをしたい、けれどすぐに取り出すところに置きたい。そんなときは、種類ごとにストレージボックスへ収納して、それをオープン棚に並べるだけでスマートな収納が完成。さらに、ボックスはなるべく低い位置に配置する、全体的に適度なデッドスペースを作って空間を作る、お気に入りのオブジェなどをセンスよく飾ってディスプレイ棚を意識するなど、ちょっとした技ありの演出で、そのインテリア性はグッと高まります。

シーン別、『FAMO』両面オープン棚の活用術

シーン別、『FAMO』両面オープン棚の活用術

Scene 1 両面オープン棚を間仕切りにして、
リビング&ダイニングをセパレーション

家族みんなが集まるくつろぎの場、リビングは、今や、ダイニングと一体化してオープン・スペースとして使うのが主流。とはいえ、インテリア性を考えると、くつろぎのリビングからキッチンにある電気製品や生活感のあるごちゃごちゃしたものは見えない方がいい。そんな問題解決には、圧迫感のない両面オープン棚を、リビングとダイニングのプチ・ルームディバイダーとして設置。リビング面のオープン棚は、書籍や記念のもの、写真立てなど見た目の美しい雑貨を配置したオブジェ棚としておしゃれに活用、一方、ダイニング面のオープン棚は、カゴやストレージボックスなどを上手に組み合わせて、毎日、使う生活雑貨もきちんとしまえる機能的な収納棚として活用できます。そんな利便性があるのも、クローゼットにはない、両面オープン棚だけの魅力です。

Scene 2 両面オープン棚&両面オープン棚で、
リビングにプチ・プライベート書斎をクリエイト

イメージするのは、今どきのおしゃれなライブラリーカフェ。『FAMO』の両面オープン棚をリビング中央に2台セットで配置し空間を二分化、これでソファなどがあるくつろぎのスペースと、コンパクトな書斎にゾーニングできます。床から天井まできっちり間仕切ることができる『FAMO』なら、完全に間仕切りしなくてもプライベート感は十分。リビングに面したオープン棚は、収納棚と、インテリア性を追求したオブジェ棚兼用で活用することもできます。そこで、ポイントとなるのが、“見せる&隠す”の技。さらに、人の動線を考え、使う人の勝手がいいよう適所に収納スペースを作るという点を配慮すれば、機能性がさらにアップ。ホームパーティーや大勢の人が集まるときには、『FAMO』を移動して、広々としたオープンな空間に戻せるのも可動式のメリットです。

Scene 3 クローゼット&両面オープン棚で、ニーズに合わせた子ども部屋のゾーニング

子ども部屋が二つ必要になったとき、一つの空間を二分化してそのニーズに迅速に応えてくれるのが可動間仕切り収納『FAMO』。もともと壁収納として設置していたクローゼットを、部屋の中央に移動してゾーニングするだけの手軽さです。そこに、両面オープン棚をプラスすれば、本棚として活用できるほか、カゴやボックスなどを賢く利用して、おもちゃや雑貨などの整理棚としても活用できます。さらに、一人っ子の場合は、ベッドルームを独立化させたいときのルームディバイダーとして設置するなど、工夫次第で色々な用途に使えます。
物が多い子ども部屋は収納スペースをどれだけ確保できるかが課題。その点、隠すだけのクローゼットだけではなく、両面オープン棚を組み合わせることで、高密度収納の機能性とスタイルあるインテリア性を追求できるはず。

⇒ 可動間仕切り収納 『FAMO ファーモ』

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