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「遮熱」と「断熱」の違いを知ればわかる!窓辺は内側の遮熱対策がポイント。

2016/08/04

「遮熱」と「断熱」の違いを知ればわかる!窓辺は内側の遮熱対策がポイント。

今、カーテンに求められる機能性として注目されている遮熱。窓から入ってくる太陽熱を防ぎ、室内を涼しく保つために、窓辺の遮熱対策を重要視している人は多いもの。一方、遮熱と同様、室内外の熱や温度の変化に関わるもので、住宅の壁などに採用されている断熱という言葉もよく耳にします。遮熱と断熱、夏の熱対策にはどちらが適しているのか、窓辺にはどちらが有効なのか。その基礎知識を知ることで、もっと賢いインテリア選びができます。

遮熱と断熱、窓辺にはどちらが有効?

遮熱とは:太陽熱を反射し、熱の吸収を抑えて熱の放射を防ぐ
断熱とは:住宅内外の熱移動を遮断し、内部に伝わる熱の量を抑える

太陽熱は、主に窓から室内に入ってきます。また、熱は鏡や金属などのものに当たると反射、または吸収されますが、ガラスなどの透明なものの場合は、熱は通りぬける性質を持つため、窓からの太陽熱は、窓ガラスを通して容易に室内に入ってきてしまいます。ゆえに、窓辺の対策には、外部からの太陽熱を反射または吸収する効果、つまり、遮熱対策が重要だということがわかります。しかも、夏はこの遮熱効果をすることで、室内の温度上昇を緩和しエアコンの使用量も抑えることができるため、快適なエコ対策ができるメリットも!

窓辺の遮熱対策で大切なこと

窓辺の遮熱対策で大切なこと

遮熱対策のエクステリアとして、ヘチマやゴーヤなどを栽培して作る緑のカーテンや、最近では、遮熱の機能性に特化した日よけサンシェードなども幅広く利用されています。その魅力は、室内に入る太陽熱を緩和しながら、通気性も考慮し、夏には涼しい演出をしてくれること。太陽熱で熱くなった表面だけでなく、風通しをよくすることで内側にこもった熱を逃がす工夫がされているのがその特長です。日傘もただ日差しを遮るだけでなく通気性を考慮した新素材が脚光を浴びているように、窓辺の遮熱対策には、熱を遮るだけでなく内側にこもった熱を逃がすという通気性も重要なポイントになっています。

とはいえ、窓の向こうに庭やベランダがない、高層階のマンションでは強風などを懸念し、エクステリアでの遮熱対策ができないこともあります。緑のカーテンを作るとなれば、面倒な手間はもちろんのこと、掃除や管理の面でさまざまな問題も…。

そこで、有効なのが室内側、窓の内側で行う遮熱対策です。つまり、窓辺に遮熱効果に優れたカーテン、ネットなどを賢く利用すること。一昔前、ミラーレス効果を重視してきたレースカーテンも、近年は、通気性も考慮した遮熱レースが圧倒的にシェアを伸ばしています。

話題沸騰のスマート窓クールで賢い遮熱対策

窓辺の遮熱対策として、今、注目を集めているのが遮熱レースをさらに進化させた遮熱ネット『スマート窓クール』。セキスイグループのコートテクノロジーによる「masa(マサ)加工」により、ナノ単位のステンレス、金属薄膜をポリエステルにコーティングした、遮熱性に優れた多機能ネットフレームです。年々、遮熱カーテンの需要が増加するなか、セキスイグループはさまざまな不満や問題点を精査しながら、そのニーズに応えた機能性を追求。遮熱の機能性はもちろんのこと、例えば、こんなお悩みや相談に応えるプラスαの機能性にも注目です。

Case1:「遮熱重視の仕様によって、室内が暗くするデメリットは?」
遮熱を目的としたカーテンには、繊維密度の高い厚手の生地が使用されることがよくあります。しかし、厚手の生地では、風通しも悪く、自然光が妨げられ室内が暗くなるというデメリットが発生。そこで、「masa(マサ)加工」が実現したのがレースやネット素材に施した遮熱効果です。遮熱だけでなく、同時に通気性や、自然光の明るさも損なわない配慮がされています。

Case2「遮熱対策だけで大丈夫? 紫外線対策も必要!?」
紫外線が及ぼす影響は、肌へのダメージ、家具の日焼けなどさまざま。また、室内における紫外線の照射量は、直接、太陽光を浴びた場合を100%とし、窓辺で80%、日の当らない空間で10〜30%と言われて、対策が必要です。そこで、UVカットもできる『スマート窓クール』を活用すれば、遮熱に加え、紫外線透過率を抑えて、人へのダメージの軽減や家具の日焼けによる劣化対策もできます。

Case3「虫の侵入を防ぐ網戸としての役割も重視したい」
遮熱対策のためのレースカーテンはよく見かけるものの、虫除けを考える時、網戸の機能性も無視できません。『スマート窓クール』は、網戸サッシフレームに取り付けるネットタイプの仕様を実現し、虫除け機能も装備しました。網戸本来の用途で取り付けられながら、多様な機能性が備わっている点が魅力です。

Case4「機能性はもちろん重視、でも窓からの眺望は損ないたくない」
機能性を高めながら、ネットにコーティングされた金属粒子が太陽光を反射するというミラー効果により、直射日光の眩しさを軽減、室内から外の景観がよく見えるように工夫されているのも『スマート窓クール』の特長です。部屋に柔らかな自然光が降り注ぎ、室内を暗くすることもありません。

Case5「取り付けや掃除の負担をなるべくなくしたい」
スマート窓クール』は、ネットにナノコーティングしたステンレス金属がポリエステル生地に発生する静電気を除去することで埃の付着を防止するほか、ステンレス自体、水に強くて錆びにくい性質を持ち、洗濯しても安心して清潔かつ機能的に使えます。また、サイズオーダー式でどんな窓にもフィットし、付け外しも自由自在。マグネットの取り外しで、窓拭き掃除もラクラクです。

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