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冬の時期こそ油断大敵!ハウスダストによる通年性アレル物質対策

2016/12/21

冬の時期こそ油断大敵!ハウスダストによる通年性アレル物質対策

季節が変わるごとに、私たちの悩みや心配、関心ごとにも変化が起こります。
例えば、春は花粉症、夏は紫外線、秋からは肌の乾燥、そして冬にはインフルエンザや防寒などが季節の話題としてあげられます。
春先などの花粉による季節性アレル物質に対して、ダニのフンや死がい、ハウスダストなどの通年性アレル物質は、年間を通して存在します。

そもそもダニ発生のピークは7月~9月の夏場と言われ、その後、秋から冬にかけては危機感も無くなりますが、実は夏場に繁殖したダニのフンや死がいなどのハウスダストはホコリなどと一緒に定着して残存しています。それを除去するには、換気や徹底した掃除が必要ですが、冬は窓を開けることが少ないため、部屋の中の空気が停滞することでホコリが舞って、ハウスダストが室内に浮遊しやすい環境になっています。冬にハウスダストがアレル物質として問題化している理由には、実はこんな理由がありました。

ハウスダストなどの通年性アレル物質は、春先などの花粉と同様、家庭での対策が要。
暖房のために気密性が高まるこの時期、家庭でのハウスダスト対策を見直してみては…。

我が家で実践すべきハウスダスト対策3か条

1. 空気の入れ替えをする。
換気を怠ることにより、ホコリとともにダニのフンや死がいなどのハウスダストは浮遊しやすい。つまり、逆に、空気の流れを効率よく意識した換気をすることによって、浮遊しているハウスダストは室外へ出ていきやすくなります。

Hint!
一日一回、10分でもいいので、室内の対角線上にある2つ以上の窓を開け、空気の流れを意識した換気を心がけること。空気清浄機を活用するのも有効的です(ただし、フィルターの掃除をこまめにすることが鉄則)。

 

2. 毎日、掃除を徹底してホコリをためない。
ホコリは、絨毯やカーペット、布団、衣類などの繊維から発生する綿ボコリがその大半と言われており、そこにダニのフンや死がいなどのハウスダストは多く含まれています。ホコリ1gの中には約1000 ~ 2000匹ものダニが生息しているとも言われているほど。目に見えないハウスダストを除去するには毎日、掃除機をかけホコリを出さないように心がけて。

Hint!
こまめに掃除機をかけることを心がけていても、フィルターの掃除をしていないと逆にホコリをまき散らかしてしまうので要注意です。また、絨毯やカーペットなどは、ハウスダストの住処なので特に念入りな掃除が必要。

 

3. 寝具を清潔に保つ。
ダニが好む環境は高温多湿、特に寝具に多く潜んでいます。花粉の時期やカビが気になる梅雨の時期、ダニの繁殖がピークを迎える夏場にお手入れを気にかける一方、冬の寝具には保温力や防寒などを優先し、ハウスダスト対策がおろそかになっていませんか?
冬だからこそ、寝具を日干しにしたり、ハウスダスト除去に特化したアイテムを賢く利用しましょう。

Hint!
日干しやクリーナーは意外に面倒という声も多いもの。そこで今、関心を集めているのが繊維自体にアレル物質対策の技術を施した寝具です。最新技術を駆使した高性能製品で、より高いハウスダスト対策が期待できます。

近年話題のハウスダスト対策

近年話題のハウスダスト対策

近年、話題を集めている『抗アレル物質』の寝具には、高密度繊維を使用しダニの侵入を防ぐ防ダニ布団や、防ダニスプレーを施したものなどもありますが、今、注目株は積水化学工業が開発した『アレルバスター技術』。
ダニのフンや死がいなど、アレル物質となりうるものを分子レベルで包み込み、その活動自体を低減させる特殊加工が高性能の鍵。ダニアレル物質に関しては約99%の効果(※当社実証実験済)を発揮するという実績も必見です。

アレルバスター技術』は、寝具や畳などの製品化によって身近になった、話題のハウスダスト対策。通年性アレル物質対策にはもちろん、家族の健康と我が家の快適な生活のために、ぜひ取り入れて。

アレル物質を低減する アレルバスター

Literie EXTRA CLEAN (リテリーエクストラクリーン)

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